イタリアのTEMPESTIテンペスティ社のエルバマットは植物タンニン鞣しによる伝統的製法により
仕上げられています。バットと呼ばれる牛の革の中でも最も繊維の詰まった丈夫な部位を使用しており
製革する通常の約1.5~2倍のオイルを含ませてあります。
銀と呼ばれる革の表面は滑らかなスムースレザーで経年変化が大きく速い方なのでエイジングを
楽しむのに適しています。イタリア植物タンニン鞣し協会に加盟しています。
TEXAS テキサスはエルバマットの銀面をバフィングにより薄く起毛させた革になります。
サラサラとした手触りで使い始めは白っぽく見えますが、使い込む事で起毛が落ち着き
スムースな表情になり、エルバマットと同様のエイジングが期待できます。
イタリア植物タンニン鞣し協会に加盟しているLa Perla Azzurra ラ・ペルラ・アッズーラ社による
表情豊かな革で最大の特徴は折り曲げると革の中のオイルにより色が薄くなるプルアップにあります。
牛の背中から肩までのショルダーと呼ばれる部位を使い、シボと呼ばれる模様のような凹凸や濃淡は
場所により様々です。場所により荒々しくマットな色合いも使い込む事で色艶が増し、美しい風合いへと
変化していきます。
La Perla Azzurra ラ・ペルラ・アッズーラ社のマットな色合いと自然なシボが特徴のショルダー革です。
使い込む事で艶が増していきます。
イタリア植物タンニンに加盟しているCONCERIA LA BRETAGNAコンセリア・ラ・ブレターニャ社の
ショルダー革になります。自然なシボと十分に加脂されていますがさっぱりとした手触りで
はじめから馴染みやすく使い込む事で艶の増していきます。
RoughWellDesignの使用するイタリアンレザーはシボとよばれる模様のような表情を持つ革があります。
型押しでない自然なシボですので大きさは大小あります。
また1枚の皮革の中にはシボのほとんどみられないプレーンな部分や元々生きていた証である傷やトラとよばれる皺などがございます。
特にバットやベンズと呼ばれる背中からお尻の革は繊維の詰まった丈夫な部位ですが
傷が多いのも特徴です。
これらは全てこの世に2つとない様々な表情であります。
RoughWellDesignではこの各表情こそ美しくイキモノとしてふさわしいと考えます。
その為1つの商品の中でも様々な表情が混在している事がございますが、
それぞれの個性を愉しんで頂きたいと想います。
手にした方それぞれのオンリーワンですが使用していただく事で完成されていきますので
末永くご愛用していただけますと幸いです。
*天然皮革の原皮の状態や染色の時期などの影響により仕入れ毎に色ブレがございます。
またご利用の環境により画像と色の見え方に誤差がある場合がございます。
RoughWellDesignでは一部を除くほとんどの金具に真鍮製のものを使用しています。またそれらは生地とよばれるメッキを施さない無垢の状態のものがほとんどですので真鍮特有の変化がみられます。放っておけば黒が混じりアンティークのように、常に生地などに摩擦されていればマットなゴールドに、磨くと艶やかにと様々な表情をみせてくれます。
皮革との愛称も抜群ですのでRoughWellDesignには欠かせない素材となっています。
(商品によりFIOCCHI、PRYM共に真鍮生地にさらに真鍮メッキを施したものもございます。これらは変色が抑止されています。)