機材の紹介

MITSUBISHI LY3-6840

工業用上下送り筒型ミシンです。LY2-3750の腕ミシンタイプになります。アームが長く一本足と呼ばれるテーブルにセットする事でバッグ等サイズが大きめの物でも取り回しがしやすくなっています。サーボモーターで針進をコントロールする事で縫製物を両手で扱う事ができます。定番のスタイルですが大変便利です。縫製物を支えたい時は椅子や足などで簡易的な台を作って縫っています。

SEIKO TE-5

半回転釜の腕ミシンです。これを足踏み式で使用しています。シンプルな機構で足踏み故、生産効率は悪く、拡張性も弱い。ここまで記すと「???良いの?」と思ってしまいそうですが、このミシンの素晴らしいところは糸締まりが良く、糸目の出方が綺麗!そして足踏みにする事で素材や造りの感覚を目と手で確認しながら一目、一目縫うことができる事にあります。

RoughWEllDesignでは小物の展開が多いためこのミシンが特にに相性が良いのです。

MITSUBISHI LY2-3750

上下送りの平ミシンです。小物から大物まで幅広く活躍してくれます。他にないこのミシンの特徴は押さえの高さをダイヤルを回すだけで調整できる事が第一にあります。素材の重なりが多い時、または少ない時など調整する事で安定性が向上します。電動は力がある為多少の段差など乗り越えていきますが糸のピッチに影響が出やすい為その都度調整する方が良いのです。

NIPPY NP-2

革漉き機です。この機械で革を部分的に薄くする事で厚みをそろえたり、曲げやすくする事できれいな形造りをする事ができます。色々な刃物を使用しますがどれも刃が切れる状態である事が重要です。この機械も切れる状態でないと綺麗に革を漉くことができません。

NIPPY NP-70

蒸気ヒーターもある熱風機です。主にバッグの仕上げに使用します。どの機械にも言えることですが、扱いには注意が必要です。これを使う時はいつも思うのです。

HORII MHC-900

クリッカーと呼ばれる裁断機です。これの台に革を轢いてスウェーデン鋼でできた金型をセットし油圧でプレスします。